“はしま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
橋間66.7%
端島16.7%
箸間16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いましめた橋間はしま船の贅沢さは、眼を驚かすものがあったのは当然として、それに劣らず、両岸の桟敷、涼みやぐらは、水面を圧する絃歌と、嬌声と、酒池肉林の狂態を競いました。
伊予いよの黒島の異変は、後に似た話と一括していうつもり、周防すおうの大島辺でも、鼠のむれが荒れまわって、農作を妨げた話は毎度あったようで、片山島からだいぶ東の方に離れた端島はしまという小島なども
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
これは箸間はしまと書き、はしで食べる食事のあいだのものだから、そういうのだと説明してくれる人もあるが、これはこじつけで、じっさいは昼間ひるまのマと同じく、ただ中間の食事というに過ぎぬことは
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)