トップ
>
はごいた
ふりがな文庫
“はごいた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
羽子板
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羽子板
(逆引き)
江戸に正月せし人の
話
(
はなし
)
に、市中にて見上るばかり松竹を
飾
(
かざり
)
たるもとに、
美
(
うつくし
)
く
粧
(
よそほ
)
ひたる娘たち
彩
(
いろどり
)
たる
羽子板
(
はごいた
)
を持て
並
(
なら
)
び立て羽子をつくさま、いかにも大江戸の春なりとぞ。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
何でも、
切餅
(
きりもち
)
が二、三十切れと、魚の
切身
(
きりみ
)
が七、八つ、小さい紙袋が三つ四つ、それから、赤い紙を貼った三銭か五銭かの
羽子板
(
はごいた
)
が一枚、それだけがその中から出て来た。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
羽子板
(
はごいた
)
の役者の似顔の細工しか見たことがなかったが、そして、羽子板の細工にも、
随分
(
ずいぶん
)
精巧なものもあるのだけれど、この押絵は、そんなものとは、まるで比較にもならぬ程
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
はごいた(羽子板)の例文をもっと
(17作品)
見る