“はくさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
舶載73.1%
白菜15.4%
百済7.7%
博済3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに全国倶通ぐつうの名を生ずるに至らなかったと解して置いて、舶載はくさいの証跡の後日出て来るのを待つより他はあるまい。
支那には果実の珍しきもの多けれど菜蔬に至つては白菜はくさい菱角りょうかく藕子ぐうし嫩筍どんじゅん等のほかわれまた多くその他を知らず、菜蔬と魚介ぎょかいあじわい美なるもの多きはこれ日本料理の特色ならずとせんや。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
新羅しんら高羅こうら百済はくさい」(シラギ、コマ、クダラ)を三年でまわり、「三韓の王は窮したろう」と仰せになった。それを、いつの日からか落語の『らくだの馬さん』は
江戸前の釣り (新字新仮名) / 三遊亭金馬(著)
十一年八月孫博済はくさい病院の医員となつた。博済は両替町にあつた脚気病院の名で、院長は又栗園であつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)