“はきなお”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掃直50.0%
穿直50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少しでも塵芥ごみが残っていると、掃直はきなおしを命ぜられるから、丁寧に奇麗にかなきゃならん。是が中々の大役の上に、時々其処らの草むしり迄やらされて萎靡がっかりする事もある。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
裾をねじるようにしてふところがみで足をぬぐって、下駄げたを、謙造のも一所にいて、それから穿直はきなおして、外へ出て、広々とした山の上の、小さな手水鉢ちょうずばちで手を洗って、これは手巾ハンケチぬぐって、裾をおろして
縁結び (新字新仮名) / 泉鏡花(著)