“はいぶつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
廃物60.0%
廃仏20.0%
排仏20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精神病者せいしんびょうしゃ相違そういないけれど、花前はなまえが人間ちゅうの廃物はいぶつでないことは、畜牛ちくぎゅういっさいのことをべんじて、ほとんどさしつかえなきのみならず、あるてんには、なみの人のおよばぬことをしている。
(新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
廃仏はいぶつ」をとなえ、「毀釈きしゃく」を命令し、全国の人心を乱した。その実例を示せば、つぎのようなものである。原文は候文である。(註一一)
是より先、欽明きんめい天皇の御代に伝へられた仏教に就いて、崇仏派の蘇我そが氏と排仏はいぶつ派の物部もののべ氏、中臣なかとみ氏との間に凄じい争闘が展開した
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)