“のぶだう”の漢字の書き方と例文
語句割合
野葡萄100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
闌秋らんしう化性けしやうしたる如き桔梗ききやう蜻蛉とんぼの眼球の如き野葡萄のぶだうの実、これらを束ねて地に引きゑたる間より、もみの木のひよろりと一際ひときは高く、色波の旋律を指揮する童子の如くに立てるが
霧の不二、月の不二 (新字旧仮名) / 小島烏水(著)
床から拔け出して、野葡萄のぶだうのやうな眼を剥いた大親仁。
野葡萄のぶだうさへも瑠璃るりを掛く。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)