“ねどし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
子年75.0%
子歳25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これかね、寛政子年ねどし津浪つなみ死骸しがいかたまっていた処だ。」
葛飾砂子 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「生れたのは宇田川町、うちは小さな酒問屋だった、くらというのは古い酒蔵が二棟で、一つは半分こわれかけていたっけ、子年ねどしの火事できれいに焼けちまったそうだがね」
あすなろう (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
ところが、明治七年の九月に突然今年は子歳ねどしのものを徴集るのだといって、扱所といったと思う、今日の区役所のようなものが町内々々にあって、其所そこからたっしが私の処へもあったのです。