“ねつじょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
熱情100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ジュリアはたしかに百年に一人出るか出ないかという大天才だ。見給え、どうだい、あの熱情ねつじょうとうるおいとは……。今日はことに素晴らしい出来栄できばえだ」
恐怖の口笛 (新字新仮名) / 海野十三(著)
六十二人の少年のしんけんな目が、先生の熱情ねつじょうにいっせいにこたえて、教壇きょうだんの上の顔を見つめている。
美しき元旦 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
熱情ねつじょうも時には素晴すばらしい仕事をさせる武器ぶきですが、冷静れいせいは常に物の道理を考えさせる唯一ゆいいつの力です。
母の話 (新字新仮名) / アナトール・フランス(著)