“アパショナタ”の漢字の書き方と例文
語句割合
熱情100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熱情アパショナタソナタ」や「運命シンフォニー」や「皇帝協奏曲」は、この芸術的大燃焼に何もかも投げ込んだ境地にだけ生まれたのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
しかし、今から十五年前、ラモンドがまだ五十五、六歳の頃入れた『熱情アパショナタソナタ』の良さだけは、私はまだ忘れることが出来ない。
どんな曲を弾いても(現にベートーヴェンの『熱情アパショナタソナタ』を弾いているが)、決して興奮することも、羽目を外すこともない。
熱情アパショナタ」はシュナーベルを除けばやはりポリドールのケンプのものだろう(S四〇三三—五)。ただしこのレコードの吹込みは非常によくない。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
静かな『月光ムーンライトソナタ』や、落ち着き払った『熱情アパショナタソナタ』から、私はこの人の温乎おんこたる風貌と、高い教養とを窺い知ることが出来る。レコードは
三十二のピアノ・ソナタの中「熱情アパショナタ」「ワルドシュタイン」「作品一〇九」「一一〇」「一一一」、十篇のヴァイオリン・ピアノ・ソナタのうち「クロイツェル」
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)