“ねじあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
捩上40.0%
捻上40.0%
捻合20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
間一髪千之はひらりと体をひねると、苅田の利腕ききうでを逆に取って捩上ねじあげ、腰車にかけて
海浜荘の殺人 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
びても聞き入れず、若者わかいものの胸ぐらを取って捻上ねじあげました。
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
然し主命である、挑まれて相手にならぬ訳には行かぬから、心得ましたと引組んで捻合ねじあった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
番人と狼と格闘して狼が死ねば珍重珍重、番人が死んだ場合には大概草臥くたびれた狼をちのめすだけの事、狼と番人とが四ツに組んで捻合ねじあって居たら危気無しに背面から狼を胴斬どうぎりにして終う分の事
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)