トップ
>
ぬりまくら
ふりがな文庫
“ぬりまくら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
塗枕
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
塗枕
(逆引き)
と
四辺
(
あたり
)
を見れば腹の立つは、伊之助と若草の比翼紋の附いた物ばかり、湯呑から烟管の
彫
(
ほり
)
から烟草入から、
傍
(
そば
)
にころげて有る
塗枕
(
ぬりまくら
)
の
金蒔絵
(
きんまきえ
)
の比翼紋を見て
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
されば夫人が座の
傍
(
かたわら
)
、肩掛、
頭巾
(
ずきん
)
などを
引掛
(
ひっか
)
けた、
衣桁
(
いこう
)
の
際
(
きわ
)
には、
萌黄
(
もえぎ
)
の
緞子
(
どんす
)
の
夏衾
(
なつぶすま
)
、高く、柔かに敷設けて、
総附
(
ふさつき
)
の
塗枕
(
ぬりまくら
)
、
枕頭
(
まくらもと
)
には
蒔絵
(
まきえ
)
ものの
煙草盆
(
たばこぼん
)
、鼻紙台も差置いた、上に香炉を飾って
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぬりまくら(塗枕)の例文をもっと
(2作品)
見る