“にげこん”の漢字の書き方と例文
語句割合
迯込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きつて早くも人込ひとごみの中へ迯込にげこんだり軍平もあとより追駈おつかけけれども終に見失みうしなひ切たる片袖は軍平が手にのこりければ奧田が前へ持出もちいでて只今火附を捕へんとせし處斯の如く袖を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
扨も八田掃部は騫直まつしぐら追懸おつかけ來りしが三五郎めはたしかに此寺に迯込にげこんだるに相違無しと御寺へ駈入眼をくばりながら住持に向ひ若し/\御寺樣てらさま只今人を殺して立退たちのきし者が此寺へ駈込かけこみしを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)