“なまよい”の漢字の書き方と例文
語句割合
生酔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これから往く所があると偏袒(かたはだぬぎ)となり、着物の前をはだけ、酒樽をもつて暴れ出し、玄関にて仲間(ちゅうげん)どもを相手に打合ふ間、頭のぎりぎりより足の爪先まで生酔(なまよい)ならぬ所なく
暫く私は門口に佇立(たたず)んで後姿を見送っておりますと、やがて生酔(なまよい)の本性(ほんしょう)を顕して、急にすたすたと雪の中を歩いて行きました。見れば腰付(こしつき)から足元からそれ程酔ってはいないのです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
「何?大分いけますね……とおいでなさると、お酌が附いて飲んでるようだが、酒はもう沢山だ。この上は女さね。ええ、どうだい、生酔(なまよい)本性違(たが)わずで、間違の無い事を言うだろう。」
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)