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なまよい
ふりがな文庫
“なまよい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
生酔
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生酔
(逆引き)
これから往く所があると
偏袒
(
かたはだぬぎ
)
となり、着物の前をはだけ、酒樽をもつて暴れ出し、玄関にて
仲間
(
ちゅうげん
)
どもを相手に打合ふ間、頭のぎりぎりより足の爪先まで
生酔
(
なまよい
)
ならぬ所なく
明治座評:(明治二十九年四月)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
暫く私は門口に
佇立
(
たたず
)
んで後姿を見送っておりますと、やがて
生酔
(
なまよい
)
の
本性
(
ほんしょう
)
を顕して、急にすたすたと雪の中を歩いて行きました。見れば
腰付
(
こしつき
)
から足元からそれ程酔ってはいないのです。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「何?大分いけますね……とおいでなさると、お酌が附いて飲んでるようだが、酒はもう沢山だ。この上は女さね。ええ、どうだい、
生酔
(
なまよい
)
本性
違
(
たが
)
わずで、間違の無い事を言うだろう。」
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なまよい(生酔)の例文をもっと
(11作品)
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