“なふじゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
納受100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神明かの男が実心まごゝろあはれみ、人々のいのりをも納受なふじゆまし/\けん、かの娘目のさめたるがごとくおきあがり母をよびければ、みな奇異きゐのおもひをなし、むすめのそばにあつまりていかに/\といふ。
ことに参りたる甲斐はありけり、菩薩も定めしかゝる折のかゝる所作しよさをば善哉よしとして必ず納受なふじゆし玉ふなるべし、今宵の心の澄み切りたる此のすゞしさを何に比へん、あまりに有り難くも尊く覚ゆれば
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)