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なすいろ
ふりがな文庫
“なすいろ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
茄子色
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茄子色
(逆引き)
ほんの少し、
堤
(
つつみ
)
の上が明るんでいるなかで、
茄子色
(
なすいろ
)
の水の風だけは冷たかった。
千穂子
(
ちほこ
)
は
釜
(
かま
)
の下を
焚
(
た
)
きつけて、
遅
(
おそ
)
い
与平
(
よへい
)
を
迎
(
むか
)
えかたがた、河辺まで行ってみた。
河沙魚
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
風呂先で囲った
茶釜
(
ちゃがま
)
の前に、
端麗
(
たんれい
)
に坐っていた。
茄子色
(
なすいろ
)
の
茶帛紗
(
ちゃぶくさ
)
に名器をのせ、やがて
楚々
(
そそ
)
と歩んで、内匠頭の前へ茶わんを置いた。そして彼の視線と共に、
廂越
(
ひさしご
)
しの
碧
(
あお
)
い空に見入った。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なすいろ(茄子色)の例文をもっと
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