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ながぢょうちん
ふりがな文庫
“ながぢょうちん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
長提灯
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長提灯
(逆引き)
それで、一般に町人の若い者たちは、心掛けの好いものは、
手鍵
(
てかぎ
)
、差し子、
草鞋
(
わらじ
)
、
長提灯
(
ながぢょうちん
)
に
蝋燭
(
ろうそく
)
を添えて
枕頭
(
まくらもと
)
に置いて寝たものです。
幕末維新懐古談:16 その頃の消防夫のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
長提灯
(
ながぢょうちん
)
の新しい影で、すっすと、真新しい足袋を照らして、紺地へ朱で、日の出を染めた、
印半纏
(
しるしばんてん
)
の
揃衣
(
そろい
)
を着たのが二十四五人、
前途
(
ゆくて
)
に松原があるように、
背
(
せな
)
のその日の出を揃えて
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
向腹
(
むかっぱら
)
を立てたように言いながら、大出刃の
尖
(
さき
)
で、繊維を
掬
(
すく
)
って、
一角
(
ウニコール
)
のごとく、薄くねっとりと肉を
剥
(
は
)
がすのが、——遠洋漁業会社と記した、まだ油の新しい、黄色い
長提灯
(
ながぢょうちん
)
の影にひくひくと動く。
露肆
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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