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どうじゃぶね
ふりがな文庫
“どうじゃぶね”の漢字の書き方と例文
語句
割合
道者船
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道者船
(逆引き)
天堂一角の通知があったので、取りあえず、この春の
道者船
(
どうじゃぶね
)
はさし
止
(
と
)
めたが、あのように、
頻繁
(
ひんぱん
)
な
船入
(
ふない
)
りのあるうちには、どんな者が、どう巧みに入りこまぬ限りもない……
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは美濃の
垂井
(
たるい
)
の
宿
(
しゅく
)
、
国分寺
(
こくぶんじ
)
の
割印
(
わりいん
)
を
捺
(
お
)
した
遍路切手
(
へんろきって
)
で、それを持って国分寺にゆけば、この三月の中旬に、阿波八十八ヵ所の遍路にのぼる
道者船
(
どうじゃぶね
)
の便乗をゆるされるということだ。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
要は
道者船
(
どうじゃぶね
)
取止
(
とりやめ
)
の沙汰をはるかにきいて、弦之丞の多難を知り、松平
左京之介
(
さきょうのすけ
)
と計って、別な方策の打合せに急いで来たので、連れている
姉弟
(
ふたり
)
の子供は、すなわちお
三輪
(
みわ
)
と
乙吉
(
おときち
)
であった。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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