トップ
>
とりもなおさず
ふりがな文庫
“とりもなおさず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
取不直
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
取不直
(逆引き)
爾がためには父のみか、母も
病
(
やみ
)
て
歿
(
みまか
)
りたれば、
取不直
(
とりもなおさず
)
両親
(
ふたおや
)
の
讐
(
あだ
)
、年頃
積
(
つも
)
る意恨の牙先、今こそ思ひ知らすべし
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
大王これを
聞
(
きこ
)
し召して、
聊
(
いささ
)
か心に恐れ給へば、
佻々
(
かるがる
)
しくは
他出
(
そとで
)
もしたまはず。さるを
今
(
いま
)
和主が、一
箭
(
ぜん
)
の
下
(
もと
)
に
射殺
(
いころ
)
したれば、わがために
憂
(
うれい
)
を去りしのみか、
取不直
(
とりもなおさず
)
大王が、
眼上
(
めのうえ
)
の
瘤
(
こぶ
)
を払ひしに等し。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
とりもなおさず(取不直)の例文をもっと
(1作品)
見る