“とりまと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取纏73.3%
取纒13.3%
取収6.7%
鳥的6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いずれもその時の私の心境を率直、如実に告白致したいために、日記の記録する通りに文章を取纏とりまとめたものですから……。
少女地獄 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
慄えながら怖々に治平の背後うしろから出すを受取り、中より千円取纒とりまとめて差出し
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
風俗なりふりなぞにはかまはない人で、これから汽車に乗るといふのに、其程それほど身のまはりを取修とりつくろふでも無い。男の見て居る前で、僅かに髪をで付けて、旅の手荷物もそこ/\に取収とりまとめた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
三は雁形の鳥的とりまとを絲にて釣れるもの 是には等級なく四は鐵楯である 是は矢を立てたるを成功者となす 點數等しければ姿勢のよろしきを上となすの定めである。
古代之少女 (旧字旧仮名) / 伊藤左千夫(著)