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とめばり
ふりがな文庫
“とめばり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
留針
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
留針
(逆引き)
二つの
劔
(
つるぎ
)
は
切尖
(
きっさき
)
から𣠽頭まで、二本のダイヤモンド
留針
(
とめばり
)
のように光っていた。
サレーダイン公爵の罪業
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
女は
何
(
な
)
にも云わずに眼を横に向けた。こぼれ梅を一枚の
半襟
(
はんえり
)
の
表
(
おもて
)
に掃き集めた
真中
(
まんなか
)
に、
明星
(
みょうじょう
)
と見まがうほどの
留針
(
とめばり
)
が
的皪
(
てきれき
)
と
耀
(
かがや
)
いて、男の眼を射る。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
剣は持主が手入れを怠けたせいか、古い
留針
(
とめばり
)
のように
尖端
(
さき
)
が少し錆びかかっていました。
艸木虫魚
(新字新仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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