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とのものかみ
ふりがな文庫
“とのものかみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
主殿頭
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
主殿頭
(逆引き)
日向守は先代
主殿頭
(
とのものかみ
)
の養子でその時三十六、左京は三人侍のうちでは一番
年嵩
(
としかさ
)
のこれは二十八歳でしたが、生れ乍らの美男で、玉を刻んだような冷澄な顔立ちや温雅な
立
(
たち
)
い振舞
奇談クラブ〔戦後版〕:02 左京の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
「老中田沼
主殿頭
(
とのものかみ
)
の、小梅の寮へやる駕籠であろう、贈り主は松本伊豆守のはずじゃ」
血煙天明陣
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
それは栗原
主殿頭
(
とのものかみ
)
といふ男で、この男は女房をも一人持つてゐたが、その女房よりも、地震よりも、蛙の方が怖ろしかつた。ある時
伴
(
とも
)
の
奴
(
やつこ
)
を一人連れて
野路
(
のみち
)
を歩いてゐると、
唐突
(
だしぬけ
)
に
蝦蟇
(
がま
)
に
出会
(
でくは
)
した。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
とのものかみ(主殿頭)の例文をもっと
(5作品)
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