“とご”の漢字の書き方と例文
語句割合
戸越100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其晩も蚊帳へ這入はいる前にふつと、洋燈ランプした。雨戸あまど門野かどのてにたから、故障も云はずに、其まゝにして置いた。硝子戸がらすどだから、戸越とごしにもそらは見えた。たゞ昨夕ゆふべよりくらかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)