“とかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
渡韓25.0%
賭館25.0%
都監25.0%
都関25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
横になるよりこころよねむりけるが、妾は一度ひとたび渡韓とかんせば、生きて再び故国ここくの土を踏むべきにあらず、彼ら同志にして、果して遊廓に遊ばんほどの余資よしあらば、これをば借りて、みちすがら郷里に立ち寄り
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
五館とは賭館とかん(バクチ場)、煙館(阿片吸飲所)、飯館(料理店)、舞館(キャバレー)、殯儀ひんぎ館(死体預り所)。丸万の説明によると、飯館は大概、妓館も兼ねていて
いやな感じ (新字新仮名) / 高見順(著)
すると、兵馬都監とかん李成りせいが進み出て、将台へ訴えた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
人目を浴びつつ、やがて州橋を越え、都関とかんも出ると、また一群れの人々が待っていた。すると中から林冲りんちゅうの妻と、妻の父が走り出てきて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)