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とうきょうわん
ふりがな文庫
“とうきょうわん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
東京湾
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東京湾
(逆引き)
保吉
(
やすきち
)
の海を知ったのは五歳か六歳の頃である。もっとも海とは云うものの、
万里
(
ばんり
)
の大洋を知ったのではない。ただ
大森
(
おおもり
)
の海岸に
狭苦
(
せまくる
)
しい
東京湾
(
とうきょうわん
)
を知ったのである。
少年
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
さかずきは、それでも、
無事
(
ぶじ
)
に、ふたたび
江戸時代
(
えどじだい
)
と
変
(
か
)
わらない、
東京湾
(
とうきょうわん
)
に
近
(
ちか
)
い、
空
(
そら
)
の
色
(
いろ
)
を、
街
(
まち
)
の
中
(
なか
)
からながめたのであります。そして、またここで、
日影
(
ひかげ
)
のうすい、一
日
(
にち
)
をまどろむのでした。
さかずきの輪廻
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
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