“でゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
温泉60.0%
出湯40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、静かな春の夜に、雨さえ興を添える、山里の湯壺(ゆつぼ)の中で、魂(たましい)まで春の温泉(でゆ)に浮かしながら、遠くの三味を無責任に聞くのははなはだ嬉しい。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そうして余は毫(ごう)も二人の災難を知らずに、遠い温泉(でゆ)の村に雲と煙(けぶり)と、雨の糸を眺め暮していた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
北蒲原の出湯(でゆ)附近で、春早く採って食用にする一種の草に、カテナというのがあるというが(高志路二巻九号)、これなどは多分菜(サイ)にする方のカデであろう。
食料名彙 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
その山のふもとの出湯(でゆ)に
一点鐘 (旧字旧仮名) / 三好達治(著)