“てしお”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テシオ
語句割合
手塩50.0%
天塩35.7%
小皿14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その子は幼少ちいさいうちから手塩てしおにかけたので、わたしを何処までも母だと思っているのです。
一世お鯉 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
急を本国政府に告げ、その不実をなじろうがためであった。彼はソウヤから、天塩てしお海岸を徒歩あるいてルモイにいたり、山を越えてイシカリ川の上流に出た。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
亭主のすきな赤烏帽子あかえぼし指揮さしずする処へ、つくだ煮を装分もりわけた小皿てしおに添えて、女中が銚子を運んで来た。
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)