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てきるい
ふりがな文庫
“てきるい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
敵塁
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
敵塁
(逆引き)
李俊
(
りしゅん
)
、
張横
(
ちょうおう
)
、張順、
穆弘
(
ぼくこう
)
らも、
濠水
(
ほりみず
)
に入って、
敵塁
(
てきるい
)
に取りすがろうと企てたが、つぶて、
乱箭
(
らんせん
)
、石砲などに会って寄りつけず、陸上の
戴宗
(
たいそう
)
、白勝も
唖然
(
あぜん
)
たるばかりで
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ただ一人の弟は
敵塁
(
てきるい
)
深く屍を
委
(
まか
)
して、遺骨をも収め得ざりし有様、ここに再び旧時の悲哀を繰返して、断腸の思未だ全く
消失
(
きえう
)
せないのに、また
己
(
おの
)
が愛児の一人を失うようになった。
我が子の死
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
その
長可
(
ながよし
)
が、功にはやって、小牧の
敵塁
(
てきるい
)
へ、奇襲をしかけたのが、
過
(
あやま
)
ちの
因
(
もと
)
で、まだ
総帥
(
そうすい
)
の秀吉が、この大決戦場へ、着陣もしないうちに、おびただしい
序戦
(
じょせん
)
の
傷手
(
いたで
)
を
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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