“ておどり”の漢字の書き方と例文
語句割合
手踊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
軽業かるわざ、女相撲ずもう江州音頭ごうしゅうおんど海女あま手踊ておどり、にわかといったたぐいのものがすこぶる多かった、その中でも江州音頭とか海女の手踊、女軽業などというものになると、これは踊りや芸その物よりも
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
公園裏にて下り小路こうじを入れば人の往来織るがごとく、壮士芝居あれば娘手踊ておどりあり、軽業カッポレ浪花踊なにわおどり、評判の江川の玉乗りにタッタ三銭を惜しみたまわぬ方々に満たされて囃子はやしの音ただヶまし。
半日ある記 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)