“ていさつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
偵察100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
多勢の斥候隊は、国民兵の各隊の中にある戦列隊で編成され、飾り帯をつけたひとりの警部を先に立てて、反乱してる街路を偵察ていさつに行った。
色里から朝帰りの若い者共は、まずこの湯屋へ立寄って、家の首尾の偵察ていさつを試みて、それから帰宅する足場としている。
大菩薩峠:19 小名路の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
地球内部ちきゆうないぶにまで偵察ていさつ出掛でかけそれがふたゝ地球ちきゆう表面ひようめんあらはれて報告ほうこくをなしつゝあることが氣附きづかれたことである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)