“つゆばれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
梅雨晴70.0%
梅雨霽20.0%
五月晴10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の家を再度訪問おとずれたのは、それからまた二三日経った梅雨晴つゆばれの夕方であった。ふとった彼は暑いと云って浴衣ゆかたの胸を胃の上部まで開け放ってすわっていた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
梅雨霽つゆばれのあをき月夜の白小雲遠く犬の声のうつくしく
白南風 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
五月晴つゆばれの海のやうなる多摩川や酒屋の旗やもろこしのかぜ
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)