“さつきばれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
五月晴100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二股ふたまたじゃ。」と車夫くるまやが答えた。——織次は、この国に育ったが、用のない町端まちはずれまで、小児こどもの時にはかなかったので、ただ名に聞いた、五月晴さつきばれの空も、暗い、その山。
国貞えがく (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
五月晴さつきばれの風に九十九里の浜はけむる
智恵子抄 (新字旧仮名) / 高村光太郎(著)