“つくだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
95.5%
佃島4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年じゅう素股すまたの魚屋から、裸商売のつくだから来るあさり売りまで、異国の人に対しては、おのれらの風俗を赤面するかに見える。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
つくだの者で四十男、伊勢新の釣に網のお供をさせられますが、金にはなっても、人も無気なげな豪勢振りが、少し小癪こしゃくに障っているらしい口吻くちぶりです。
築地のはうから出たのには、佃島つくだへかへる魚賣りが多い。
佃のわたし (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)