“ちょうない”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
町内50.0%
帳内25.0%
庁内25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
町内ちょうないではまだ知らずにいるのかしら?」
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
日はもうとっぷり暮れて、斗満とまむの川音が高くなった。幕外そとは耳もきれそうな霜夜しもよだが、帳内ちょうないは火があるので汗ばむ程の温気おんき。天幕の諸君はなおも馳走に薩摩さつま琵琶びわを持出した。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
やがて、あのフィルムは、警視庁へ移送されてその犯罪捜査にたずさわった一同の役人並に庁内ちょうない主脳者しゅのうしゃの前で、たった一度だけ試写された。
電気風呂の怪死事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)