“ちょうげん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
重源28.6%
朝元14.3%
趙儼14.3%
趙厳14.3%
趙源14.3%
長愿14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その後俊乗坊重源ちょうげんが、入唐にっとうの時法然が云うのに
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
朝元ちょうげん 閣上 雨声収まる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
で、魏王にく問題は、しばらく沙汰止みになっていたが、このことは、宮廷の諫議郎かんぎろう趙儼ちょうげんから、帝のお耳へも入っていた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一方、樊城はんじょうを出て、一夜に攻守転倒、追撃に移っていた曹仁は、その臣、司馬趙厳ちょうげん
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
趙源ちょうげんは家の前へ出て立った。路の上はうっすらと暮れかけていた。彼はその時刻になってその前を通って往く少女を待っているところであった。
緑衣人伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
湖山は安政六年水戸の疑獄に連坐し、五年の間参州吉田の城内に蟄居ちっきょしていたが、文久三年に赦免せられてから姓を小野、字を長愿ちょうげん、名を侗之助と改めた。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)