“ちょうきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
長橋66.7%
長莢33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「南山（なんざん）に白額（はくがく）のとらが出（い）でて村の人をくらう、長橋（ちょうきょう）の下に赤竜（せきりゅう）がでて村の人をくらう、いま一つは……」
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) ／ 佐藤紅緑(著)
そして長橋（ちょうきょう）の下まで来た。許宣はこれからどうしていいか判らなかった。彼は湖水の水に眼を注（つ）けた。俺が一人死んでしまえば、何人（たれ）にも迷惑をかけないですむと思いだした。
蛇性の婬　：雷峰怪蹟 (新字新仮名) ／ 田中貢太郎(著)
筒中（とうちゅう）に五雄蕊（ゆうずい）と一雌蕊（しずい）とが見られる。花後（かご）には、宿存花冠（しゅくそんかかん）の中で長莢（ちょうきょう）状の果実が熟（じゅく）し、二つに裂（さ）けて細かい種子が出る。このように果実が熟した後茎（くき）は枯（か）れ行き、根は残るのである。
植物知識 (新字新仮名) ／ 牧野富太郎(著)