“ちゅうざ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
稠坐50.0%
中座37.5%
稠座12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ただ議論の争いならいいが、周都督ときては、口汚なく、衆人稠坐ちゅうざの中で、人を辱めるから怪しからん。……不愉快だ。実に、我慢がならぬ」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
使屋つかいやに手紙を持たせて、二、三ヵ所の賭場どばへ、ならず者の狩り集めにやってあるところだ。しかるに、返事もこないうちに、周馬が中座ちゅうざしかけたから、お十夜が少しムッとした。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と衆人稠座ちゅうざのなかで御折檻ごせっかんのあったことや、安土の城内でもしばしば同様なはずかしめを加えられて来た例や、或いは、日頃といえ
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)