“ちゃのま”の漢字の書き方と例文
語句割合
茶室100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お杉は三畳の微暗うすぐら茶室ちゃのまへ出て来て、そこの長火鉢によりかかっている所天ていしゅの長吉に声をかけた。それは十時ごろであった。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
わかい男はそのまま出て往った。お杉はしばらくそこに坐っていた。長吉が茶室ちゃのまから呼んだ。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
お杉の家では狭い茶室ちゃのまへ小さな釣洋燈つりランプけて夕飯をっていた。
春心 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)