トップ
>
ちゃつぼ
ふりがな文庫
“ちゃつぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
茶壺
88.9%
茶罌
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶壺
(逆引き)
空は
茶壺
(
ちゃつぼ
)
の
葢
(
ふた
)
のように暗く封じられている。そのどこからか、
隙間
(
すきま
)
なく雨が落ちる。立っていると、ざあっと云う音がする。これは身に着けた笠と蓑にあたる音である。
永日小品
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
まだ織田信長が
尾張
(
おわり
)
にいたころから、
秀吉
(
ひでよし
)
の
伯母聟
(
おばむこ
)
になる
杉原七郎左衛門
(
すぎはらしちろうざえもん
)
という人が、
清洲
(
きよす
)
に住んで
連尺商
(
れんじゃくあきな
)
いをしていたという話があり、また「
茶壺
(
ちゃつぼ
)
」という
能狂言
(
のうきょうげん
)
では
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
ちゃつぼ(茶壺)の例文をもっと
(8作品)
見る
茶罌
(逆引き)
それで、茶具の数も、定めの数の二十具を減して十六にし、また、十二具にし、やぶれた都籠から取出したのはぎりぎり間に合せの茶瓶、茶盞、
茶罌
(
ちゃつぼ
)
ぐらゐの数に過ぎなかつた。
上田秋成の晩年
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
ちゃつぼ(茶罌)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ちゃこ
ちやつぼ