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ちかまつ
ふりがな文庫
“ちかまつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
近松
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近松
(逆引き)
初秋に出る掛物は常に
近松
(
ちかまつ
)
の自画自讃ときまっていた。それは鼠色の紙面へ
淡墨
(
うすずみ
)
を以て
団扇
(
うちわ
)
を持てる女の夕涼みの略図に俳句が添えてあった。
大切な雰囲気:03 大切な雰囲気
(新字新仮名)
/
小出楢重
(著)
近松
(
ちかまつ
)
の書きました女性の中でお
種
(
たね
)
にお
才
(
さい
)
、
小春
(
こはる
)
とお
三
(
さん
)
などは女が読んでも
頷
(
うなず
)
かれますが、貞女とか忠義に凝った女などは人形のように思われます。
産屋物語
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
文芸に携わる者は誰も皆
其処
(
そこ
)
に基調を持つ。芭蕉と同時代にあった
近松
(
ちかまつ
)
でも
西鶴
(
さいかく
)
でもいずれも、もののあわれを感じて筆を執ったことに変りはない。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
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