“だんじり”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ダンジリ
語句割合
地車33.3%
壇輾33.3%
花車33.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
青いかへでの枝にかこまれた泉水の金魚を見ながら、くびのおしろいを附けて貰つて居ると、近く迄来た地車だんじりのきしむ音がした。
住吉祭 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
こんな歌もきこえて来た、さうすると三つの井戸の金滑車かなくるまきがけたたましい音を立てて、地車だんじりの若衆に接待する砂糖みづを造るので家の中が忙しくなる。
住吉祭 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
河内の誉田こんだ八幡でこの日の若宮祭礼に造花を飾った壇輾だんじりを曳くのも、壱岐の住吉社でこの日軍越くさこえの神事と称し神馬を牽いて村々を巡るのも、他の諸社の祭典と共に、さらに重大にしてさらに静粛なる稼穡かしょくの祭の予備の儀式から発達したものではないかと思う。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
「さう/\、花車だんじりや太鼓が出て、知事さんが來たもんなア。……太政官が知事さんと連れ立つて、二階から下りて來て、そら丁度彼處あそこんとこや、もう枯れたが、彼處に百日紅の石を喰うやつがあつてな、其の下んとこを二人で歩いてたのを俺ア見たが、其の時や太政官が知事さんほどえらう見えたで。」
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)