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だちんづけ
ふりがな文庫
“だちんづけ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
駄賃附
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
駄賃附
(逆引き)
始めには婿が浜の方へ
駄賃附
(
だちんづけ
)
に行きたる
留守
(
るす
)
をのみ
窺
(
うかが
)
いたりしが、のちには
婿
(
むこ
)
と
寝
(
ね
)
たる
夜
(
よる
)
さえくるようになれり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
浜の
大槌
(
おほづち
)
より
駄賃附
(
だちんづけ
)
の者など峠を越え来れば、はるかに谷底にてその声を聞くといへり。昔ある長者の娘あり。またある長者の男の子と親しみ、山に行きて遊びしに、男見えずなりたり。
遠野物語
(新字旧仮名)
/
柳田国男
(著)
五一 山にはさまざまの鳥
住
(
す
)
めど、最も
寂
(
さび
)
しき声の鳥はオット鳥なり。夏の
夜中
(
よなか
)
に
啼
(
な
)
く。浜の
大槌
(
おおづち
)
より
駄賃附
(
だちんづけ
)
の者など峠を越え来たれば、
遥
(
はるか
)
に谷底にてその声を聞くといえり。昔ある長者の娘あり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
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