“だいほうこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大宝庫50.0%
大法鼓50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手にいれないで、写真さえあれば、たくさんなのだ。そこにりつけてある暗号を解きさえすれば、大宝庫だいほうこの場所が分るにちがいない。おれは頭目などより、一枚役者やくしゃが上なんだ
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
大法鼓だいほうこを鳴らし、大法螺だいほうらを吹き、大法幢だいほうとうてて王城の鬼門をまもりしむかしは知らず、中堂に仏眠りて天蓋てんがい蜘蛛くもの糸引く古伽藍ふるがらんを、いまさらのように桓武かんむ天皇の御宇ぎょうから堀り起して、無用の詮議せんぎ
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)