“だいえん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大宛50.0%
大円33.3%
大淵16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大宛だいえん宛丘の良馬日に千里を行き、日中に至りて血を汗す〉とはいかがわしいが、チュクチー人など、シャーマーン(方士)となる修業至ってむつかしく、時として苦しみの余り
而して一番弱いものが一番強いものに勝つ場合もある。顕微鏡下けんびきょうかかろうじて見得る一細菌さいきんが、神の子だイヤ神だとおごる人間を容易に殺して了うではないか。畢竟ひっきょう宇宙は大円だいえん。生命は共通。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
葬儀は藩葬とされて、国主の名代も立ち家中の諸士も列し、漂泊流寓ひょうはくるぐうの一剣士としては、未曾有みぞうの盛儀の下に行われたが、その折、法要万事は大淵だいえんがさしずしたが、引導の役は、弟子の春山が執った。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)