“漂泊流寓”の読み方と例文
読み方割合
ひょうはくるぐう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
葬儀は藩葬とされて、国主の名代も立ち家中の諸士も列し、漂泊流寓ひょうはくるぐうの一剣士としては、未曾有みぞうの盛儀の下に行われたが、その折、法要万事は大淵だいえんがさしずしたが、引導の役は、弟子の春山が執った。
随筆 宮本武蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)