“漂泊癖”の読み方と例文
読み方割合
ひょうはくへき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そうですか、私も上海と広東へは、ちょと往ったことがあります、何か御商売でも」と謙作は云ったものの、その男の風体なりから押して漂泊癖ひょうはくへきのある下級船員ののんだくれであろうと思った。
港の妖婦 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)