“たまずさ”の漢字の書き方と例文
語句割合
玉章100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのかわりに、このとおり幸助どんの心をこめた玉章たまずさがおみやげだ。二度の奥勤めもできますまいから、しかるべき法を講じてね、早く長火ばちの向こうにおすわりなせえよ。
夏の玉章たまずさ一通、年の暮れの玉章一通、確かに届きぬ。われこれに答えざりしは今の時のついに来たりて、われ進みてふみまいらすべきことあるをかねてしいたればにて深きゆえあるにあらず。
おとずれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
はぎ桔梗ききょう、なかに玉章たまずさしのばせて
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)