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たながり
ふりがな文庫
“たながり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
店借
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店借
(逆引き)
『申し上ぐるも背汗の至りに存じますが、本所林町に
店借
(
たながり
)
して、
侘
(
わび
)
しく浪人暮しをいたしておりまするが、
偖
(
さて
)
、仕官の口も見あたらず、ただ無為な日を過して居りまするばかりで』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
夫までは
糞桶
(
こえたご
)
を担いでいた百姓が俄に紋付の羽織を着る地主様となって、お邸の旦那様が一朝にして
下掃除人
(
しもそうじにん
)
の
地借
(
じがり
)
或は
店借
(
たながり
)
となって了う。経済上の変革が齎らす位置転換も爰に到って頗る甚だしい。
駆逐されんとする文人
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
と
暢気
(
のんき
)
なもので別れて行った。意を了して、その頃
同朋町
(
どうぼうちょう
)
に
店借
(
たながり
)
をしていた長屋に
引返
(
ひっかえ
)
して、残りの荷物を
纏
(
まと
)
めたが、自分の本箱やら、机やら、二人
乗
(
のり
)
には積み切れないで、引越車をまた一輛。
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
たながり(店借)の例文をもっと
(6作品)
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