“ただず”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この時まで附近ちかくの小路の中に、ひそかにただずみ身を隠し、様子を見ていた一人の男が、ツカツカとこの時出て来たのであった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
そこにただずみながら、血刀をさげたままで、何ごとか沈吟しているもののようでしたが、と見て、塀の上からおどりおりつつ、駈けよって来た京弥を見迎えながら、突如、わびしげに