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たけがき
ふりがな文庫
“たけがき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
竹垣
76.9%
竹籬
23.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
竹垣
(逆引き)
そこで
更闌
(
こうた
)
けて抜き足をして、後ろ口から薄暗い庭へ出て、阿部家との境の
竹垣
(
たけがき
)
の結び
縄
(
なわ
)
をことごとく切っておいた。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
暗緑のしめっぽい木立を抜けるとカラリと晴れた日を
充分
(
いっぱい
)
に受けて、そこはまばらに結った
竹垣
(
たけがき
)
もいつか倒れてはいたが垣の外は打ち立てたような
崖
(
がけ
)
で
山の手の子
(新字新仮名)
/
水上滝太郎
(著)
たけがき(竹垣)の例文をもっと
(10作品)
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竹籬
(逆引き)
竹籬
(
たけがき
)
のあいだや軒下に寂しい火の光りがちらちらひらめいて、黒い人影や白い浴衣が薄暗いなかに動いていた。お時も
焙烙
(
ほうろく
)
に
苧殻
(
おがら
)
を入れて庭の入り口に持ち出した。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
まばらな
竹籬
(
たけがき
)
の外に立って、お米は息を殺したようなふうで一心に内を覗いていた。いつもは遠慮なしにはいって来るのに、きょうは竹籬を境にして迂闊に庭へ踏み込もうとはしなかった。
箕輪心中
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
たけがき(竹籬)の例文をもっと
(3作品)
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