“たぐいまれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
類稀88.9%
類希11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其処そこで三百円という類稀たぐいまれなる慰労金まで支出したのは、升屋の老人などの発起ほっきに成ったのである。
酒中日記 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
しかも出世魚と申す鯉魚りぎょの、お船へ飛込みましたというは、類稀たぐいまれな不思議な祥瑞しょうずい
伯爵の釵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
やうな大魚たいぎょしかし出世魚しゅっせうおと申す鯉魚りぎょの、お船へ飛込とびこみましたと言ふは、類希たぐいまれな不思議な祥瑞しょうずい
伯爵の釵 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)